あなたと一緒に最先端技術でサンゴを救ってきれいな海を取り戻したい！

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海/サンゴ礁の現状

サンゴの多くの種が、人間活動や気候変動の影響を受け絶滅の危機に瀕しています。

これは世界的にも大きな課題であり、これまでにない規模と速度で悪化しています。

このままだとサンゴ礁に住む魚の量は激減し、白く美しいビーチはなくなるでしょう。

サンゴに共生し光合成にCO₂を利用している褐虫藻も減ってしまいます。これらの要因や発生規模は様々ありますが、いずれも人間活動が大きく影響しています。

サンゴ礁の消滅後の世界とは？

世界の3分の1のサンゴの種類で絶滅の危険性が高まっているといわれています。サンゴ礁は最も生産性の高い生態系の一つであり、日本を含むアジア地域の約19億人がサンゴ礁に何らかの形で依存しています。サンゴがなくなれば、魚がいなくなり、白い砂浜もなくなります。

サンゴ礁の役割

サンゴは、大量の二酸化炭素を吸収し、天然の防波堤の役割もしてくれます。

そして、サンゴ礁は海の生物種のおよそ30%が暮らしている地球上で最も生物の多様性が豊かな場所のひとつです。

サンゴ礁を守るということは、環境問題だけでなく、その土地の観光客を惹きつけ、地域の経済を支える役割も果たしているため、人を守っていくという活動にもなるのです。

世界初の最新サイエンスを使ったサンゴプロジェクト

サンゴには500もの種類があり、同じ種からは派生していきません。どのサンゴがその土地の海にとって最適かを知るには、まずサンゴのゲノムを理解しなければなりません。ゲノムは生物を理解するために必須の遺伝情報の全てです。このプロジェクトではゲノム解析を入れたサンゴを植えつける世界初の試みです。

本プロジェクトの最終ゴール

サンゴの植え付けをすることでサンゴ礁の保全を行い、生物多様性や二酸化炭素の変化量を調査分析することで、植え付けによって生態系にどのようなプラスの影響をもたらしたのかを明らかにすることで、海の環境保全に寄与します。

ゲノムとは？

ゲノムは生物を理解するために必須の遺伝情報の全てです。

OISTマリンゲノミックスユニットはサンゴの研究を10年以上続け、世界で初めてサンゴと褐虫藻のゲノム遺伝子配列を解読しました。

このプロジェクトでは、ゲノム情報を活用してサンゴを知り、5年10年先を見据えたサンゴの植え付けと育成を行い、健全なサンゴ礁の保全・再生を目指します。

eDNAとは？

eDNA（環境DNA）は、水や土壌、大気などの環境中に放出されたDNAの総称です。
海水に存在するeDNA（環境DNA）を検出することでそこに存在するサンゴを識別する方法も開発しました。この技術により、ダイバーたちが海に潜って目視で確認していた作業が、1リットルの海水を組んでくるだけで、どの場所にどのような種類のサンゴが生息し、健全なサンゴ礁が保たれているかなどを調べることができます。

サンゴの植え付け

恩納村漁協が独自に開発したひび建て方式を採用しています。許可を得て採取したサンゴの破片を陸上で養殖し、海底に鉄筋とパイプを立て、そこに養殖したサンゴをセットしてゆく方式です。これにより、植付けたサンゴの生存率が上がると言われています。

水中ドローンの活用

一般的な水中調査は、ダイバーが海に潜り目視や手作業で行うことがありますが、このプロジェクトでは水中ドローンを活用し、浅い場所からダイバーが潜ることが困難な水深60メートル以上の場所まで、サンゴの生育調査ができます。

寄付の使われ方

皆様からいただいた寄付は、

・サンゴの植え付け

・調査研究、

・交通費

・環境教育、広報活動

に使わせていただきます。

5千円の支援で1本の植え付けにつながります*

*植え付け場所により植え付け費用は異なりますが、平均すると1本の植え付けに5千円ほどかかります

プロジェクトのリーダー佐藤矩行教授

私の所属するOISTマリンゲノミックスユニット研究室は、サンゴの研究を10 年以上続け、世界で初めてサンゴ、サンゴと共生する褐虫藻、サンゴを食い荒らすオニヒトデのゲノム遺伝子配列を解読することに成功しました。そんな私にとってサンゴが死滅し続けていることは、放置できない大きな問題です。「今まで研究してきた知見を活かし、サンゴや海の保全に微力ながら役立ちたい」 そう思い、このプロジェクトを立ち上げました。ぜひ力を貸してください。

プロジェクトのウェブサイトで最新ニュースをお届けしています。　

https://www.oist.jp/ja/oist-coral-project

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プロジェクト賛同者の方々からのメッセージ

■賛同者プロフィール

■なぜ、OISTのサンゴプロジェクトに参加したのか？

・サンゴプロジェクトと、自社（自身）との関連性

・自社（自身）で行っている、環境、海、サンゴ関係他のプロジェクト

・本プロジェクトを通じて、何を伝えたいか？

（豊かな世界・その心・知識・卓越性・他者の尊重・責任感・透明性・持続可能性・多様性・勇気・自由などなど）